Branding

2020 / 株式会社アースエンジニアリング・九谷窯元 木田製陶

ブランディングは、デザイン経営の重要なファクターです。地方や中小企業では、まだまだデザイナーとの接点は少ないですが、意識の高い経営者が着実に増えてきています。

地域の廃棄物をその地域で再生し環境改善に貢献する、地産地『生』を掲げる、株式会社アースエンジニアリング(金沢市)のブランディングと、九谷焼の産地で80年以上の歴史を持つ九谷窯元・木田製陶(小松市)のブランディングは、次の世代にサスティナブルにつながるブランドを目指し、経営者とともにつくり上げたデザイン経営のプロセスの一つです。

稲垣揚平(デザイナー)

稲垣揚平(デザイナー)

1972年生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、積水樹脂株式会社のデザイン部門にて、日用品から公共用品まで、幅広い事業ドメインの事業戦略や商品デザインに携わる。2005年に、金沢市でAGEDESIGNを創業。2012年には、伝統工芸産地の活性化を目指した自社ブランド「hiracle®(ひらくる)」を立ち上げ、国内外へ展開。さまざまな企業のデザインプロジェクトに携わる傍ら、デザイン経営の理解を深めてもらう啓蒙活動も積極的に行っている。グッドデザイン賞・石川県デザイン賞など受賞多数。公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会会員/金沢美術工芸大学 非常勤講師。

https://www.agedesign.co.jp/

2021/5/19 12:05