第255回 本瀬齋田建築設計事務所 (建築家)

[桐山登士樹の推薦文]

本瀬あゆみさんが外苑前の私のオフィスを訪ねて来られたのは、3〜4年ほど前のことである。以前、隈研吾建築都市設計事務所に勤務されていたのでニアミスしていたらしい。2カ月ほど前に本瀬さんから作品集が郵送されてきた。開封してみると以前に増して、公共施設から個人邸まで作品の幅が広まっていたので、その後の活躍に安心した。

パートナーの齋田武亨さんは、TOYAMAキラリの設計監理を担当し、そのまま富山を活動の拠点とした方だ。このように地方(富山)と繋がり、その地で確実にこれまでの経験を積み上げていく姿に好感が持てた。そして、コロナ禍のなかで首都圏一極集中ではなく、地方でのテレワークやサテライトオフィスの形態が求められている。きっとお二人は、心地よい場を提供してくれそうだ。まだ富山でお会いしたことはないが、近々ゆっくり富山で今後のビジョンを聞きたい。

designディレクター桐山登士樹

桐山登士樹

デザインディレクター

デザインの可能性を探っていきたい。そんなことを考えて30年。さまざまなプロジェクトを通じて、デザインの力をアピールしています。

本瀬齋田建築設計事務所(建築家)

本瀬齋田建築設計事務所(建築家)

本瀬齋田建築設計事務所
富山と東京で活動する設計事務所。風景を翻訳したデザインで、周辺環境と調和した建築を目指す。地域に密着しながら、建築のみならず、イベント会場構成やパブリックファニチャーなど、幅広く活動する。
http://samoarchi.com

本瀬あゆみ
建築家。青森県出身。東京藝術大学卒業、東京工業大学修了後、藤本壮介建築設計事務所、隈研吾建築都市設計事務所勤務後、独立。金沢工業大学、東京藝術大学等非常勤講師

齋田武亨
建築家。茨城県出身。東海大学大学院修了後、隈研吾建築都市設計事務所設計室長としてTOYAMAキラリの設計監理担当を期に、富山市に事務所を開設。