第152回 角田陽太 (デザイナー)

[桐山登士樹の推薦文]

2012年初回に紹介するデザイナーは角田陽太さんです。昨年のデザインタイドに、作陶家の五十嵐元次さんとのコラボレーションで出展していた白磁のボタンを見て、近々このコーナーで紹介しようと決めた。これまで手がけたデザインも軽快で上質なセンスが漂っていたが、とかく若い時期は同質化デザインの傾向に陥る。私が求めるのは、若いながらの視野角=クリエイティビティだ。多少荒削りでも可能性を感じるデザイン、デザイナーを欲している。そういう意味では、角田さんはいい感じで肩の力が抜け、自分の進むべき道を見いだし始めたように感じた。確たる輪郭が見えれば、これまでのデザインは更に磨かれ鍛え上げられる。いい時期に差し掛かっているデザイナーだ。

designディレクター桐山登士樹

桐山登士樹

デザインディレクター

デザインの可能性を探っていきたい。そんなことを考えて30年。さまざまなプロジェクトを通じて、デザインの力をアピールしています。

角田陽太(デザイナー)

角田陽太(デザイナー)

1979年、仙台市生まれ。2002年、東京造形大学卒業。2003年、渡英し安積伸&朋子やロス・ラブグローブの事務所で経験を積む。2007年、ロイ ヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)デザインプロダクト学科を文化庁・新進芸術家海外留学制度の奨学生として修了。2008年に帰国後、無印良品のプロダクトデザイナーを経て、2011年、YOTA KAKUDA DESIGN設立。