Re:Perspective

大阪の暮らしの実験空間graf porchにて、国立国際美術館で開催される「ボイス+パレルモ」に合わせた展覧会「Re:Perspective」が、10月24日まで開催しています。
本展は、かつてヨーゼフ・ボイスも参加していたパフォーマンスを主軸とした芸術運動「フルクサス」のメンバー塩見允枝子、木や石、紙などの〈もの〉との関係を考察した「もの派」のメンバー小清水漸、ともに戦後美術を支え、新たな芸術のあり方を提示してきた両作家に加え、身体性を伴ったストロークやアウトライン、無意識的な線など、余白や痕跡を残しながら絵画構成を試みる新井碧、美術修復を通じて物質の特性や彫刻のあり方を研究し、行為や痕跡をたどる事で作品の輪郭を浮かび上がらせる髙橋銑、素材が持つ時間や記憶と向き合い、他者の介入、体験により作品の再定義を行う東畠孝子、身体を用いて行動や私的空間の変化を考察し、日々の生活に生じる抵抗や、摩擦をもとにした作品を制作する宮木亜菜、という、以上6名によるグループ展です。
国立国際美術館で開催される「ボイス+パレルモ」では、ヨーゼフ・ボイスの原点的な初期作品に加え、両作家の師弟関係や教育的観点を紹介し、彫刻や絵画を主軸に物質の外界・社会との接点を試み続けた1960~70年代の作品が展示され、ブリンキー・パレルモを通してヨーゼフ・ボイスをより深く考察できる構成となっています。それに対し、本展は異なるアプローチではありながら、作品制作や社会との関係を新たな視点から模索する、実験的な機会となれば幸いです。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
【関連イベント】
●ギャラリートーク
ゲスト:福元崇志(国立国際美術館主任研究員)
日時:10月15日(金) 17:00~
場所:graf porch
※オンライン配信有(当日instagramより)
●クロージングパフォーマンス
出展作家:宮木亜菜
日時:10月24日(日) 15:00~
場所:graf porch
開催期間 |
2021/10/12(火)~2021/10/24(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 11:30~18:00 |
休館日 | 10/18 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 塩見允枝子、小清水漸、新井碧、髙橋銑、東畠孝子、宮木亜菜 |
会場 |
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お問い合わせ | 06-6459-2082 |
会場URL | http://www.graf-d3.com/about/porch/ |
詳細URL | http://www.graf-d3.com/news/reperspective/ |