傘ブランド「Coci la elle」が8月28日にブランド終了、設立からこれまでの制作をめぐる展覧会が7月3日まで開催

傘ブランド「Coci la elle」が8月28日にブランド終了、設立からこれまでの制作をめぐる展覧会が7月3日まで開催

傘ブランド「Coci la elle(コシラエル)」がブランド終了にともない、設立からこれまでの制作をめぐる展覧会「コシラエルとはなんだったのか」が、大阪のgraf porchにて7月3日まで開催している。

主宰のひがしちかが、1点物の手づくりの日傘屋として2010年にスタートした「コシラエル」。1本ずつ手描きの日傘から、オリジナルプリントの雨傘やスカーフをはじめ、小物などの制作もおこなっている。国内で傘の骨の製造が難しくなり、海外生産でのロットが10倍近くになることから、8月28日をもってブランドを終了することとなった。

同展では、「絵を描くこと」を目的としたひがしちかのブランドに対する想いや設立にいたった経緯を解体しながら、創作する楽しみ、日常に差し込む色彩の豊かさ、不可思議なこと、クリエイティブのあり方を再考するような展示を計画。会場では数量限定で原画や傘、ハンカチなどの販売も行われる。また会期中には、ひがしちかにゆかりのあるさまざまなジャンルで活躍するゲストをオンラインで招いたトークイベントが開催されている。

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