Picasso Ceramics ピカソ セラミクス-不変の色彩を求めて-
誰もがその名を知り、20世紀を代表する芸術家、パブロ・ピカソ。その制作活動は驚くほど広く、平面の絵画のみならず、立体的な彫刻の分野にも関心を寄せていた。
1937年の大作『ゲルニカ』で世界的な芸術家としての地位を確立したのち、60歳代には、南フランスのヴァロリスで陶芸の魅力に出会う。そこでは、油絵具とはまったく異なる焼成の加減や釉薬の発色など、初めて扱う素材に苦心しながらも、ヴァロリス・マドゥーラ窯の陶工の技術とピカソの大胆な発想によって、独自の作品群が生み出された。それらは、絵画や彫刻といったジャンルを超越したひとつの芸術として確立され、同時代の日本の陶芸家たちにも注目された。
本展では、1940年から60年代のピカソの陶器など立体作品を中心に、油彩や版画作品が紹介される。没後40年以上を経た、今も世界で愛され、一層の注目を集めるピカソの陶器作品をぜひご覧いただきたい。
開催期間 |
2017/06/08(木)~2017/06/29(木) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~18:00 |
休館日 | 日曜日 |
入場料 | 無料 |
会場 |
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会場電話番号 | 03-5524-5544 |
会場URL | www.nukaga.co.jp |
詳細URL | http://www.nukaga.co.jp/exhibitions/4144.html |