芸術家たちの南仏
南仏は、かつて芸術家が景勝地や巨匠たちの作品を求めてパリからイタリアへ留学や旅行する際などの中継地とみなされていました。しかし19世紀末以降、ヴァンスやニース、マルセイユをはじめ、多くの芸術家たちがその地を制作の場として選んだのです。
地中海や山々に囲まれた豊かな自然、そしてまばゆい光は芸術家たちを惹きつけ、ときには陶芸などその地に根差す伝統的な技法が創作意欲を刺激することもありました。終焉の地として根を下ろした者たちが、壁画や礼拝堂など集大成ともいえる大仕事を手がけたことも知られています。一方で、戦中には敵性外国人として収容された者たちや、港を目指した他国への亡命者が、作品を生み出した場であったことも忘れてはなりません。
本展では、20世紀において芸術が展開した場としての南仏に注目し、その地で広がりをみせた交流や、表現あるいは技法について、国内の美術館などが所蔵する約30作家の作品と関連資料およそ150点を通してご紹介します。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
【関連イベント】
●講演会「知覚の感光板」について
日時:5月13日(土) 13:30~15:00
講師:鈴木理策(写真家、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授)
定員:35名
※入館料のみ、要予約
●学芸員によるギャラリートーク
日時:3月18日(土)、4月15日(土) 各日11:30~
※入館料のみ、先着50名
●キュレイターズ・トーク
時間:各日11:30~
※入館料のみ、先着50名
5月20日(土) 鈴木一生(ふくやま美術館)、中村萌恵(DIC川村記念美術館)
6月10日(土) 藤原 啓(宇都宮美術館)、中村萌恵(DIC川村記念美術館)
●ガイドスタッフによる定時ツアー
時間:毎日14:00~
※入館料のみ、先着20名、要予約
開催期間 |
2023/03/11(土)~2023/06/18(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 9:30~17:00(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日 |
入場料 | 一般1,800円/学生・65歳以上1,600円/高校生以下無料 |
参加アーティスト | ジャン・アルプ、ハンス・ベルメール、ポール・セザンヌ、マルク・シャガール、ソニア・ドローネー、アンドレ・ドラン、ラウル・デュフィ、マックス・エルンスト 他 |
会場 |
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お問い合わせ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
会場URL | https://kawamura-museum.dic.co.jp/ |
詳細URL | https://kawamura-museum.dic.co.jp/art/exhibition-past/2023/nanfutsu/ |