セイアンアーツアテンション VOL.8 「MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM 2016」

—近江のかたちを明日につなぐ—

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昨年、「結(ユイ)」という滋賀県内の集落で大切に受け継がれてきた慣習や思想をテーマとし開催した展覧会を引き継ぎ、今年は、セイアンアーツアテンションVOL.8「MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM2016-近江のかたちを明日につなぐ-」と題して開催。

今回の展覧会は「みえない遺産」をテーマとし、滋賀県ブランディングディレクター服部滋樹監修のもと、成安造形大学の附属近江学研究所が積み重ねてきた研究成果や、地域連携推進センターの連携事業を中心として、滋賀県の隠れた潜在力を未来へ繋がるカタチとして発信する。

滋賀県には、世界遺産である比叡山延暦寺があり、千日回峰行などの難行で知られますが、これらの行には「祈り」と共に湧水や滝、琵琶湖など必ず神聖なる「水」が重要な要素として登場する。これらのことは、人と山川草木が一体化するという思想を具現化しているようにも見える。

学生たちは日本遺産滋賀・びわ湖に選定された県内各所をリサーチし、学生たちの目で見た「日本遺産滋賀・びわ湖」を、彼らなりの手法で再編集し、それらを広く発信するためのポスター作品を展示するほか、滋賀県立栗東高校美術科ビジュアルデザイン専攻する高校生がリサーチしポスターにした作品など展示。

そのほか、大津市坂本の伝統的な石積みで知られる穴太衆積をモチーフとした写真作品や、「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」のリサーチの中で見つかった滋賀県の魅力あるさまざまな商品の展示や販売など、人間と自然が一体となる瞬間に注目し、様々な滋賀の「みえない遺産」を新しい視点で提示する展覧会を開催する。

開催期間 2016/10/21(金)~2016/11/27(日)
※イベント会期は終了しました
時間 12:00~18:00
休館日 11/10(木)、11/26(土)
入場料 無料
参加アーティスト graf、立花常雄、外山 央(intext/softpad)、西久松吉雄 他
会場
  • 成安造形大学
  • キャンパスが美術館
  • 滋賀県大津市仰木の里東4-3-1
会場電話番号 077-574-2111
会場URL http://www.seian.ac.jp/gallery/
詳細URL http://www.seian.ac.jp/gallery/?category_name=schedule-attention