「うらめしや~、冥途のみやげ」展
東京・谷中の全生庵には怪談を得意とした明治の噺家三遊亭圓朝ゆかりの幽霊画50幅が所蔵されている。本展は、この圓朝コレクションを中心として、日本美術史における「うらみ」の表現をたどる。
幽霊には、妖怪と違って、もともと人間でありながら成仏できずに現世に現れるという特徴がある。本展では幽霊画に見られる「怨念」や「心残り」といった人間の底知れぬ感情に注目し、さらに錦絵や近代日本画、能面などに「うらみ」の表現を探っていく。
円山応挙、長沢蘆雪、曾我蕭白、浮世絵の歌川国芳、葛飾北斎、近代の河鍋暁斎、月岡芳年、上村松園など、美術史に名をはせた画家たちによる「うらみ」の競演、まさにそれは「冥途の土産」となるだろう。
【関連イベント】
●「講談と上方落語でうらめしや~」
日時:7月31日(金) 17:00開始
出演:一龍斎貞水(講談)、林家染雀(上方落語)
会場:東京藝術大学大学美術館
定員:約80名(有料)
●講演会「うらみの美意識 応挙から松園まで」
日時:8月1日(土) 14:00~15:30(13:30開場)
講師:古田 亮(東京藝術大学大学美術館准教授)
会場:東京藝術大学美術学部中央棟1階第1講義室
定員:約150名(参加無料)
※詳細は公式ホームページを参照
開催期間 |
2015/07/22(水)~2015/09/13(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~17:00(ただし、8/11と8/21は19:00まで/入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日 |
入場料 | 一般1,100円/高校・大学生700円/中学生以下無料 |
会場 |
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お問い合わせ | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
会場URL | http://www.geidai.ac.jp/museum/ |
詳細URL | http://www.tokyo-np.co.jp/event/urameshiya/ |