【THEME】
Knit-ware
Cadence
グラデーショナルな性別も、さまざまなボディサイズも、一人ひとりの個性を受け入れる特性がニットにはあります。この素材に可能性を感じたCFCLは、機能のある器に用いられるwareという言葉を引用し、新しい概念を作り上げてきました。
VOL.8のテーマは「Cadence(韻律)」です。過度な装飾を削ぎ落とした実⽤的な⾐服は、⽇常を豊かにするリズムを⽣み出します。⽬覚めから夜まで、あるいは平⽇から休⽇まで、⽇々には緊張とリラックスの連続が存在し、そのすべてを⾐服はそっと⽀えています。どんな時間にも寄り添える控えめなエレガンスに着⽬した、抑揚ある現代⽣活に向けたKnit-wareの提案です。
【代表的なアイテム】
■ACETATE
アセテートと再⽣ポリエステルによるハイゲージの上品な光沢を持つMILAN RIBシリーズ。デイリーからフォーマルなオケージョンまで、リズムのある⽇々の⽣活シーンに対応します。エプロンドレスは、⻑⽅形の平⾯的パターンにリブを施すことだけでシルエットを⽣み出す極めてシンプルな構造でできています。
■MESH
撥⽔加⼯がされた再⽣ポリエステル⽷を⽤いて、軽くてスポーティなメッシュテクスチャをコンピュータープログラミングニットで作りました。エレガントでスポーティなスタイルの中に機能性も取り⼊れたニットウエアを提案しています。
■HYPHA
細かな凹凸で編まれたストライプが、レンチキュラーのように⾒る⾓度によって異なる印象を与えるシリーズ。プログラミングによるシームレスなダーツによって、編み地の状態で体にフィットした、もしくは離れた⽴体を作り上げています。
■VELOUR
CFCLのアイコニックなPOTTERYやMILAN RIBシリーズに、レーヨンのモール⽷を混ぜ編み上げることで光沢感とソフトな⼿触りを兼ね備えた新たな⾵合いを⼿に⼊れました。ラップスタイルのセットアップは、コンピュータープログラミングニットならではの⼀重仕⽴ての編み端が軽やかな印象を与えます。
■ENCHANT
煌びやかな表情がひときわ⽬を惹くENCHANTシリーズは、3Dプリンターのように⼈の⼿を介さず出⼒される服に、職⼈が時間をかけて光沢とマットの2種類の丸いスパンコールを⼀つひとつ⼿縫いで施しています。
VIDEO
CFCL VOL.8 Collection “Knit-ware: Cadence”