2021/2/24 13:40
本書は、パソコンやスマートフォンなどで文字がどのように表示されているのか、スクリーン(画面)上のタイポグラフィを考えるための書籍です。
9名の執筆者がそれぞれのテーマで論説をまとめ、文字の扱い方が特徴的なWebサイトの事例約80例を紹介。オンスクリーンで読みやすい本文組みやフォント、印刷物とWebの本文組みの違い、アクセシビリティ、文字組みやWebフォントの技術的変遷など、それぞれの観点からオンスクリーンのタイポグラフィについて論じています。
これからますます重要になるオンスクリーンでの文字の見せ方について理解を深めるための一冊です。なお本書は、2018年10月にBNNより発売された書籍『【新版】UI GRAPHICS』のシリーズ書籍として制作されています。
宮後優子(編集担当)おすすめコメント
目にする機会が増えているものの、今まであまり論じられなかったWebのタイポグラフィ。本書では、9名の執筆者の視点で書かれた論考と参考になる事例を紹介することにより、Webタイポグラフィの現状と課題を提示しています。技術進化が早いため、書籍で扱うのは難しいテーマですが、Webタイポグラフィを考えるためのきっかけにしていただきたい一冊です。
発行 | 株式会社ビー・エヌ・エヌ |
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著者 | 伊藤庄平、佐藤好彦、守友彩子、桝田草一、カワセタケヒロ、ハマダナヲミ、きむみんよん、関口浩之、生明義秀 |
編集 | 宮後優子 |
デザイン | 田中良治(Semitransparent Design) |
仕様 | B5判変型、192ページ |
価格 | 3,000円(税抜) |
ISBN | 978-4-8025-1207-7 C3055 |