
同じ色が違う色に見えたり、まっすぐな線が曲がって感じられたり、色や形にまつわる見え方と錯視について解説した『要点で学ぶ、色と形の法則150』。人間の目はどのようにものを見ているのか、デザインに関わる人が知っておきたい法則150項目をコンパクトにまとめています。
色のパートでは、色の面積効果や対比など有名な法則75項目を取り上げ、形のパートでは、ミュラー・リヤー錯視や角度錯視など75項目を紹介しています。また、本書は日本で唯一の色彩に関する総合研究機関・日本色彩研究所が監修しています。
同じ色なのに大きい面積で表示すると薄く見えたり、上下の真ん中だと思った箇所が実際には上に寄っていたりといった視覚の法則を知ることは、デザインワークに不可欠です。こうした視覚の法則は、Webやアプリなどのインターフェイスデザインをする上でも役立ちます。本書はロングセラー『要点で学ぶ、デザインの法則150』のシリーズ書籍。前書では紹介されていない色と形の法則150項目を集中的に学べる1冊です。
宮後優子(編集担当)おすすめコメント
デザインや映像など視覚芸術に携わる人が知っておきたい、ものの見え方の仕組みとその理由を解説した本です。SNSで話題になった「青と白のドレス」についても解説しているので、錯視やトリックアートが好きな方も楽しめます。各項目は見開きで紹介されているため、どのページからでも読み始められるので、気になる項目からぜひ読んでみてください。
発行 | 株式会社ビー・エヌ・エヌ新社 |
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著者 | 名取和幸、竹澤智美 |
監修 | 日本色彩研究所 |
編集 | 宮後優子 |
デザイン | 半澤雅仁 |
仕様 | 四六判、320ページ |
価格 | 2,000円(税抜) |
ISBN | 978-4-8025-1174-2 C3070 |