部門を超えたコラボレーションや、知識ノウハウの共有など、Plus（1＋1）ではなく、統合による、Square（2乗）の相乗効果を生み出すオフィスをコンセプトとしています。

レイアウトに合わせて、床や壁面をデザインし、ワンフロアの中に様々な表情の変化が見られるオフィスです。床材や壁面のフィルムデザインを実際に見て体感し、知ってもらえる空間を目指しました。内装の素材感やカラーリングにこだわり、視界を遮るパーテーションを無くし、木の素材の建具が各所に配置された見通しの良い空間になりました。カーペットタイルによるフロアデザインでゆるやかに区分が行われ、ナチュラルで和らぐ雰囲気を醸し出しています。

来客対応を中心としたレセプション・ラウンジは、自社開発による新しい床材や壁材などを盛り込み、ショールームのような雰囲気。落ち着きのある受付の奥には、お客様との繋がりと交流の為のラウンジが広がっています。手前のエントランスを暗く、窓側のミーティングスペースを明るくすることで、視覚的誘導を促します。

応接室・会議室は活性化した会議室を目指すため、「有機的な」「成長」などを連想させるような自然物をモチーフとした柄や素材を選定。クールで硬質な空間ではなく、アイデアが広がる活性化した会議室をイメージしています。

レセプションラウンジや応接室、会議室には「自然が織りなす造形美」をテーマとしたプレミアムカーペットタイル「タピステクスチャー」を配置しています。自然界のモチーフを再現することにより、インテリア空間にやすらぎとここちよさをもたらします。普段なかなか見ることが出来ないオフィスエリア内部を期間中にご覧いただけます。