デザインの力で商品を生まれ変わらせる、「おいしい東北パッケージデザイン展2015 in Tokyo」

デザインの力で商品を生まれ変わらせる、「おいしい東北パッケージデザイン展2015 in Tokyo」

ひとつの商品を“買う・買わない”の選択を迫られたとき、判断する要素として大きいもののひとつに“パッケージ”があると思う。

六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで開催中の「おいしい東北パッケージデザイン展2015 in Tokyo」は、東北地域の10社の10商品に対する新しいパッケージデザイン案を全国のデザイナーから募集し、優秀なパッケージデザインについて実用化を目指すというプロジェクトだ。より多くの人に商品の魅力を伝えるために生まれた企画で、今回が第2回目になる。

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会場では700点を超える応募作品の中から、審査によって選ばれた受賞作品と入選作品、合計227点を一堂に展示。このレポートでは、優秀賞に選ばれたものだけでなく、個人的に買いたいと思ったパッケージを紹介したい。

花泉産ひとめぼれ / 有限会社松勘商店

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(写真左)現状のパッケージ(右) パッケージデザイン案:稲葉晴彦 / 有限会社スマッシュ

コメーユ

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(写真左)現状のパッケージ(右)パッケージデザイン案:早苗優里 / 有限会社寺島デザイン制作室

旨さの極みきゅうり

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(写真左)現状のパッケージ(右)パッケージデザイン案:山口崇多 / 東京藝術大学

たこのやわらか煮

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(写真左)現状のパッケージ(右)パッケージデザイン案:矢嶋大祐 / 株式会社エヌ・ジー

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昨年優秀賞に選ばれた10作品のうち、8作品について実用化された。会場では報告と共に商品を展示

会場では対象商品のプロフィールと応募作品への要望が明記され、それに対する各作品のデザインコンセプトが展示されている。現状のデザインのものと新しく考えられたデザインのものを見比べると、デザインの力や役割を感じられるはず。会期は4月17日までなのでお早めに。

「おいしい東北パッケージデザイン展2015 in Tokyo」
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
会期:2016年3月9日~4月17日
http://designhub.jp/exhibitions/1951/