第26回亀倉雄策賞は北川一成が手がけた「KAMIZU」。JAGDA賞、JAGDA新人賞2024も発表

第26回亀倉雄策賞を受賞した「KAMIZU」 第26回亀倉雄策賞を受賞した「KAMIZU」

公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が、年鑑『Graphic Design in Japan 2024』の掲載作品選考会を開催し、約580作品の入選および「第26回亀倉雄策賞」「JAGDA賞2024」「JAGDA新人賞2024」を発表した。

毎年『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、年齢やキャリアを問わず、最も輝いている作品とその制作者に授与される「亀倉雄策賞」。第26回目となる今回は、GRAPH代表取締役/ヘッドデザイナーの北川一成によるアートプロジェクトのデザイン「KAMIZU(かみづ)」が選出された。KAMIZUは、八百万の神などをモチーフとしたさまざまなキャラクターによる各種アイテムやイベント展開などを通じて、日本文化の持つ精神性や価値、思想などを広く伝えていくアートプロジェクト。

また、出品作品の中から特に優れた数作品に授与される「JAGDA賞2024」には、ポスター、ロゴ、ブックデザインなどの分野から10作品が決定した。そして、今後の活躍が期待されるグラフィックデザイナーに授与される「JAGDA新人賞2024」には、岡崎真理子、坂本俊太、山口崇多の3名が選出された。

受賞を記念した展覧会「第26回亀倉雄策賞展+JAGDA新人賞展2024(仮題)」は、2024年7月22日から8月24日まで、ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて実施。また同時期に、東京ミッドタウン・デザインハブで、各受賞作品を含めた年鑑掲載作品展「日本のグラフィックデザイン2024」も開催される予定。

https://www.jagda.or.jp/news/7992/