東京都美術館×東京藝術大学 とびらプロジェクト オープン・レクチャー Vol.15『ろう者・難聴者・聴者がいっしょに「   」』

Museum Start あいうえの「みるラボ」2年間の取り組みから

東京都美術館×東京藝術大学 とびらプロジェクト オープン・レクチャー Vol.15『ろう者・難聴者・聴者がいっしょに「   」』

東京都美術館にて、「東京都美術館×東京藝術大学 とびらプロジェクト オープン・レクチャー Vol.15 ろう者・難聴者・聴者がいっしょに『   』 Museum Start あいうえの『みるラボ』2年間の取り組みから」が2024年11月17日に開催されます。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

「とびらプロジェクト」では、美術館をはじめとした文化施設の社会的役割に注目し、さまざまな活動に取り組んできました。この活動から生まれた関心や、私たちが目指す社会の姿について、広く一般の方々と考える機会を設けたいと考え、「とびらプロジェクト オープン・レクチャー」を開催しています。

アート・コミュニケータ(とびラー)には、多様な世代、職業背景、さまざまな関心を持った方が関わっています。現在活動中のメンバーにはろう者、難聴者、全盲の方などもおり、常に対話しながら、一緒にできることを模索しつづけています。

今回のオープン・レクチャーでは、とびらプロジェクトと連動する「Museum Start あいうえの」で2年にわたって取り組んできた「みるラボ」に注目します。「みるラボ」では、さまざまな「きこえ」の状況にあるティーン世代の参加者とアート・コミュニケータ(とびラー)が一緒に作品を鑑賞し、手話、口話、筆談、通訳、身体表現などの手段を通して「伝える、共有する」ことへの試行錯誤を重ねてきました。

ろう者、難聴者の生活から生まれた「ろう文化」と、聴者(聞こえる人)の文化は、思いもよらない形で異なり、また共通するところもあります。作品や他者の表現を受け取ったり、自分とは異なる相手に伝えたりするためには、様々な対話のかたちが必要です。異なる生活文化にいる人と協働するとき、どのような工夫や考え方が大切になるでしょうか?

「みるラボ」のプログラムパートナーである南雲麻衣さん(ダンサー/俳優/アーティスト)や、手話表現の芸術性に注目してきた森田明さん(学校法人明晴学園 教頭/NHK Eテレ「みんなの手話」講師/NHK Eテレ「手話で楽しむみんなのテレビ」手話演者)、二人のろう者のお話も伺いながら、美術館だからこそ生まれる関わり方、コミュニティとして様々なひとびとがともに取り組めることについて考えていきます。

【登壇者】
森田明(学校法人明晴学園 教頭、NHK Eテレ「みんなの手話」講師、NHK Eテレ「手話で楽しむみんなのテレビ」手話演者)
南雲麻衣(ダンサー、俳優、アーティスト)
石丸郁乃(東京藝術大学 芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域 特任助手、Museum Start あいうえの プログラムオフィサー)
熊谷香寿美(東京都美術館 学芸員 アート・コミュニケーション係長、とびらプロジェクト/Museum Start あいうえの/Creative Ageing ずっとび プロジェクトマネジャー)
小牟田悠介(東京藝術大学 芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域 特任助教、とびらプロジェクト/Museum Start あいうえの/Creative Ageing ずっとび プロジェクトマネジャー)

【定員】
220名(事前申込制、先着順)
※手話通訳、日本語字幕

開催期間 2024/11/17(日)
時間 13:00~17:00(受付開始12:30)
入場料 無料
参加アーティスト 森田明、南雲麻衣、石丸郁乃、熊谷香寿美、小牟田悠介
会場
  • 東京都美術館
  • 講堂
  • 東京都台東区上野公園8-36
お問い合わせ 03-3823-6921
会場URL https://www.tobikan.jp/
詳細URL https://tobira-project.info/openlecture15