季節をより楽しく、華やかにするデコレーションが集合!「クリスマスワールド」が今年もフランクフルトで開催

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季節をより楽しく、華やかにするデコレーションが集合!「クリスマスワールド」が今年もフランクフルトで開催

クリスマスマーケットで有名なドイツのフランクフルトで毎年開催される、国際見本市「Christmasworld(以下、クリスマスワールド)」。クリスマスやハロウィンなど、季節のイベントや結婚式、誕生日などのお祝いに欠かせない装飾と、フローリスト用品が一堂に会する国際見本市です。次回は2020年1月24日から5日間開催され、世界中から装飾に関するメーカーやバイヤーが集まります。

この記事ではクリスマスワールドの魅力と、出展&来場のメリット、次回の注目ポイントについてご紹介します。

4万人以上が訪れる国際見本市

会場となるドイツ・フランクフルト国際見本市会場は、フランクフルト市内の中央に位置する、世界で3番目に大きい展示会場。その展示面積は東京ビッグサイトの約4倍の広さです。同見本市には、毎年インテリアショップのバイヤーや卸売り業者、ホテル、ショーウィンドウデザイナーなどさまざまな職種の人たちが足を運び、来場者数は増加しています。

christmasworld

前回は44カ国・地域から1,085の企業や団体が集まり、最新の製品が披露されました。出展者は約8割がドイツ以外の地域からの出展(ドイツ国内からは227社、他国からは858社が出展)となりました。来場者数は123カ国・地域から45,304名で、こちらも国外からの来場が多くなっています。

もともとはクリスマス商品に特化してはじまった同見本市ですが、近年ではイースターやバレンタインデーといった季節行事やイベントに使える商品も並んでおり、さまざまな商用目的をもって来場するバイヤーや出展者が増えています。また、キャンドルに関しては世界最大規模の市場で、幅広いアイテムが勢ぞろいなのも特徴のひとつ。

さまざまな形、色合いのキャンドルがそろいます。

さまざまな形、色合いのキャンドルがそろいます。

christmasworld 2019

会場では、クリスマス商材だけでなく、イースターなどの商材も。

christmasworld 2019

会場ではトレンドを紹介するトークショーやセミナーも行われています。

「Christmasworld 2020」注目ポイント

■最新のトレンドを紹介する「Trend Show」
ドイツのトレンドエージェンシー、ボラ・ヘルケ・パルミザーノ監修の特別展示。出展製品を使った展示からは、色や素材、デザインのトレンドを知ることができます。洗練された空間演出の手法は、ショップデザインにも取り入れられそう。

■クリスマスマーケットを模した展示エリア「Christmas Delights」
季節のイベントを彩るスイーツや飲み物を集めた「Christmas Delights」は、2018年から追加された展示エリア。ドイツのクリスマスマーケットを模した展示エリアには、チョコレートやペストリー、色とりどりのキャンディやお茶、アルコール飲料などが並びます。

■生花や観葉植物などさまざまな種類が並ぶ「フローラデコラ」
2017年からはじまった、生花とグリーンの国際見本市「フローラデコラ」は今年も開催。生花だけでなく観葉植物や球根、花器、ガーデニング用品など、花とグリーンにまつわる多様な商品が一堂にそろいます。日本からも多くの生花店やフラワーデザイナーなどが足を運んでいます。

クリスマスマーケットを模した、Christmas Delights

クリスマスマーケットを模した、Christmas Delights

フローラデコラ2019

フローラデコラ。切り花や鉢植えなどの生花も多数並びます。

日本からも出展、大前株式会社にインタビュー

「Christmasworld 2019」には、実際にどんな目的を持って出展しているのでしょうか? 兵庫県神戸市に拠点をかまえ、クリスマスの装飾品や雑貨の国内生産・輸入販売をおこなっている、大前株式会社 専務取締役の大前貴司さんにお話をうかがいました。

――出展したきっかけを教えてください。

大前貴司さん(以下、大前):弊社は創業64年になるクリスマス装飾メーカーです。創業当時から20年ほど前までは日本国内で製造したクリスマス装飾品をヨーロッパ・アメリカへ輸出していましたが、現在は日本の量販店・専門店へ商品を卸しています。以前から買い付けやお客様のアテンドでクリスマスワールドへ毎年行っていましたが、同時に輸出への販路も調査していました。今回は輸出のチャンスがあると判断して出展を決め、想像以上の反響がありました。

――日本の展示会との違いや、気になった商材はありましたか?

大前:世界中からバイヤーが買付けに来るので、非常に大きな市場規模だと感じました。商談スタイルが日本とは少し異なり、商品に対して大げさだなと思うほどほめていただいたり、逆にこんなセンスは考えられないなど、堂々と批判されることは新鮮でした。業種はもとより、国によっても商品テイストや価格帯もまったく異なり、厳しい面も多いですが、チャンスが非常に大きいと思います。

大前株式会社で取り扱っている商品

大前株式会社の商品

近年では会場があるドイツに限らず、ヨーロッパ全域、ロシアやアメリカ、アジアからの出展があり、地域を問わず関心を集めているクリスマスワールド。買い付けに来場する日本人も少なくありません。次回の2020年1月開催も数多くのバイヤーやクリエイターでにぎわいそうです!

季節のムードをより一層きらびやかに楽しくしてくれるクリスマスワールド。新たなトレンドが生まれる場所にぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

christmasworld

■Christmasworld 2020
会期:2020年1月24日(金)~28日(火)
時間:9:00~18:00(最終日は17:00まで)
会場:ドイツ・フランクフルト国際見本市会場
入場料:1日券 / オンライン購入 25€(当日購入 29€)
2日券 / オンライン購入 35€(当日購入 42€)
通し券 / オンライン購入 45€(当日購入 65€)
https://www.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/events/consumer-goods-outgoing/CW_PW_CRW.html

編集・文:石田織座(JDN編集部)