心を動かす色使いや味、デザインで私たちを魅了するお菓子
1950年に創業し、「バレンタインデー」を日本に広めたメリーチョコレート。2017年に新ブランド「RURU MARY’S(ルル メリー)」を立ち上げました。定番商品から季節限定ものなど、これまでのメリーチョコレートとはまたちがった、芯がまっすぐ通ったような強さを持つ美しいパッケージが多く、Instagramを中心にSNSでも話題になっています。
思わず手に取りたくなる、人に贈りたくなる商品のコンセプトや各商品の特徴について、メリーチョコレートの松村岳朗さんにお話を聞きました。
■製品が生まれた背景・コンセプト
ルル メリーは、近年のギフト市場の変化に応じ、「贈る人も贈られた人もチョコレートを中心に笑顔あふれる時間を過ごしてもらいたい」という想いで立ち上げた、チョコレートが主役のブランドです。近年、お中元・お歳暮といった儀礼的なギフトから、親しい間柄で日々の感謝の気持ちを表現する手土産や日常的なギフトの需要が増えています。
そのため、贈る人自身もパッケージの可愛さや味の美味しさに満足した商品がさらに求められていると感じます。ルル メリーでは「もっとおいしく、もっとたのしく。」をコンセプトに、ゆったり流れる「縷々(ルル)」とした時間を芳醇なカカオの香りで楽しんでもらえる商品を用意。パッケージもゆったりとした時間を過ごすという商品設計をもとに、自然豊かなデザインが選ばれています。パッケージやロゴのデザインは株式会社ドラフトが手がけています。

ルルメリーのロゴ

■商品の特徴
メイン商品の「ショコラテリーヌ」はベネズエラ産カカオマスを使用し、カカオ成分75%のチョコレート、北海道産バター、砂糖、卵を使用し、芳醇なカカオの香りを楽しめます。手作業でしかできない工程が多いため大量生産が難しい商品ですが、ブランドコンセプトに沿った商品をつくるため、ひとつひとつ職人が丁寧につくり上げています。
ショコラテリーヌのバリエーションはほかに、糖蜜漬けのオレンジをトッピングした「オランジュ」と洋酒が香るチェリーをトッピングした「グリオット」の2種類があります。今後、秋、冬と季節ごとにトッピングを変えた季節限定のショコラテリーヌも発売予定です。

ショコラテリーヌ(L)

ショコラテリーヌ(オランジュ・グリオット)
夏季限定の「ルルサブレ」は、カカオを感じるココア生地にヘーゼルナッツを合わせたサブレと、バター香る生地にマカダミアナッツを合わせたサブレの2種類。パッケージには春から初夏にかけて花を咲かせるポピー、デイジー、ダリア、スズランが描かれています。季節のお花を贈るような気持ちで大切な人にプレゼントしてもらいたい商品です。

ルル サブレ:パッケージに使用されている鮮やかな青色は、夏季限定の商品らしい色合い
「ルルガレット」は、ザクザクとした厚焼きのガレットで、口の中でラム酒の香りが広がるちょっと贅沢な味わい。4枚のガレットをルル メリーのロゴと花のイラストをあしらった商品缶に詰め合わせました。

ルルガレット:缶にデザインされた花は、ショコラテリーヌ ナチュールのパッケージに描かれている山や湖のある風景の中で咲いている花がイメージされています。ガレットを食べ終わったあとも手元に残しておきたくなるデザイン
RURU MARY’SのRUは「縷」。長くとぎれることなく続くさまを意味します。チョコレートを通じてうまれたしあわせな関係や、しあわせな時間がずっと続いて欲しいという想いがこのブランドに込められています。シンボリックなロゴは「R」にも「る」にも見えるようにデザインされ、糸が長く続いていくようなイメージでつくられました。
https://www.mary.co.jp/mary/ruru/
ショコラテリーヌ
バリエーション | ナチュール、オランジュ、グリオット |
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価格(税抜) | ナチュール(L)1,800円 ナチュール(S)1,000円 オランジュ 1,200円 グリオット 1,200円 |
ルルサブレ
バリエーション | マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ |
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価格(税抜) | 20枚入 2,000円 10枚入 1,000円 3枚入 350円 |
ルルガレット
価格(税抜) | 4個入 1,200円 |
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