味わいたい

心を動かす色使いや味、デザインで私たちを魅了するお菓子

バターのいとこ

“三方良し”を生む、無脂肪乳を価値あるものに変化させたお菓子

「ふわっ・シャリッ・とろっ」の3つの食感が楽しい、栃木・那須のしあわせ新銘菓『バターのいとこ』。無脂肪乳からつくったミルク感たっぷりのジャムを、バターが香り立つゴーフル(ワッフル)生地でサンドしたお菓子。

那須で愛情込めておいしい牛乳をつくり出している酪農家たちは、その地元で採れたおいしい牛乳からつくった良質なバターで、世の食卓をより豊かなものにしたいという想いがあった。しかし、バターは牛乳から5%しか採れない貴重なもの。そしてその残りのほとんど、90%が無脂肪乳となり、脱脂粉乳として安価で販売されている。しかし、その無脂肪乳も愛情込められてつくられた牛乳の一部である。

『バターのいとこ』は、無脂肪乳が価値をもって流通され、牧場独自でクラフトバターがつくりやすくなるようにお菓子にして、そしてお土産として安定した取引ができれば、地域の酪農家はクラフトバターを安心してつくれるのではと考え生まれた商品。手がけたのは、那須の魅力がたくさん集まるプラットフォーム的な複合施設「Chus(チャウス)」と那須の自然と人とジャージー牛の牧場「森林ノ牧場」。レシピ開発をしたのは、東京・代々木上原の人気レストラン「PATH(パス)」の後藤裕一。

『バターのいとこ』というユニークな名前は、牛乳から分離したバターと無脂肪乳の関係がいとこに似ているというところから。お菓子をつくるために地域に雇用がうまれ、買ってくれる人はトレーサビリティのある商品をお土産として渡すことができる。『バターのいとこ』は、生産者も、観光客も、地域の人もみんなが喜ぶ“三方良し”の取り組み。

バターのいとこ

容量 3枚入り
価格(税抜) 700円