おとぎ話に出てきそうな見た目をした「mini Lumio+(ミニ ルミオプラス)」。閉じた状態は本のようだが、開くと光が灯り、照明に早変わりする。コンパクトで持ちやすく軽量な、充電式のポータブルライトだ。点灯するスイッチなどはなく、本を開くとLEDライトが点き、閉じると消灯する仕組みになっている。
「mini Lumio+」は、2014年に発売されたオリジナルモデル「Lumiosf」より小さいながらも同じ機能をすべて搭載し、さらにモバイルバッテリーとして、スマートフォンなどを充電できる機能も加わった。これは、ただ小さくするだけではなく、新たに機能をプラスしたいというデザイナーのマックス・グナワン氏の思いによるもの。
カバー色は、レッド・グレー、イエロー・ネイビー、オレンジ・ブラックという3種類から選ぶことができる。カバーには磁石が内蔵されているので、金属面に設置することが可能。360度まで開いて固定すれば、表紙が自立スタンドとして機能し、目的や場所に合わせた間接照明としても使える。
明るさは20Wの電球より少し明るいくらい。手元の灯りとしてはもちろん、部屋の間接照明としても優しい光が広がる。内蔵のリチウムポリマー充電池で、最長9時間の連続点灯ができるので自宅はもちろん、旅行先やキャンプなどでも活躍しそうだ。
デザイナー:マックス・グナワン
1980年インドネシア、ジャカルタ生まれ。2013年サンフランシスコにてデザインスタジオを設立。建築家であり工業デザイナーとして、小さなスペースでも大きく暮らせるスマートなデザインの家具やプロダクトを開発するというコンセプトのもと、Lumiosfやmini Lumio+を完成させた。
ミニ・ルミオプラス
サイズ | 約9.2×14×3cm |
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電源 | 4.4w |
重量 | 約340g |
材質 | カバー:製本用 強力バックラム、シェード:タイベック® |
カバー色 | イエロー・ネイビー、レッド・グレー、オレンジ・ブラック |
カバー磁石 | N52ネオジム磁石 |
光源 | 高出力LED、250ルーメン、2700K (暖白色) |
充電池 | リチウムイオン充電池 7400mAh |
ケーブル端末 | 入力(本体への充電):Lightning 出力(モバイルバッテリー):USB |
価格(税抜) | 22,600円 |