テーマは「織の地層」、川島織物セルコンがミラノデザインウィーク2026に出展

Photo by Masahiro Goto 撮影:後藤正大 Photo by Masahiro Goto 撮影:後藤 正大

株式会社川島織物セルコンが、2026年4月20日から26日までイタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザインイベント「ミラノデザインウィーク2026」に出展する。会場は、パオラレンティ ミラノ。

同社は、江戸末期の天保14年(1843年)創業の京都の織物メーカー。伝統的な手織り技術と現代の機械生産の技術、双方を用いた文化の継承と技術革新に力を注ぎ、帯・緞帳・祭礼幕などの伝統的な織物からカーテン・カーペット・インテリア小物までをトータルに手がけている。

2019年からミラノデザインウィークへの出展を続け、今年で5回目の出展となる同社。今回は照明デザイナーの岡安泉をアートディレクターに迎え、「織の地層」をテーマに掲げる。長い時間をかけて堆積し圧縮され、隆起してきた地層の断面に現れる凹凸や粒感、光の角度によって変化する鉱物のきらめきなど、自然界の堆積が生み出す多様な質感を織物技術によって表現するという。

会場では、堆積・圧縮・隆起といった地層形成のプロセスを手がかりに、織の技法が生み出す多様な質感を空間の中で紹介。岡安泉のディレクションのもと、光や距離によって変化するテキスタイルの表情を、視覚と触感の両面から体感できる展示となる。

https://www.kawashimaselkon.co.jp/event/milan2026/