チームラボが、新作「教会跡に増殖する無量の生命- A Whole Year per Year」を札幌の新美術館で5月2日より展示

チームラボが北海道・札幌市の宮の森にオープンする美術館「J Art Foundation」にて、新作「教会跡に増殖する無量の生命- A Whole Year per Year」を5月2日より展示する。
同美術館は、北海道初の現代美術館として2006年4月に開館した「札幌宮の森美術館」が、諸設備の改修のため約7年の休館を経て「J Art Foundation」と名前を変えてリニューアルするもので、5月2日にプレオープンとなる。
オープニングを飾る同展は、季節ごとの花々が空間いっぱいに次々と移ろいゆく幻想的なデジタルアート作品。「誕生と死、増殖と死滅を繰り返しながら、季節とともに移り変わっていく」花々を表現しており、鑑賞者が花にふれると花がたおれて枯れるというインタラクティブな作品だ。
作品世界は、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化されているため、鑑賞者は視点が固定されず、身体が自由で動的になる。また、作品が映し出された壁は人々と作品との境界面にならず、花が壁の境界面をあいまいにするため、作品世界が鑑賞者のいる空間と連続する感覚を得られるという。