第18回キッズデザイン賞の各賞が発表、最優秀賞は『あそび大学』

第18回キッズデザイン賞の各賞が発表、最優秀賞は『あそび大学』

特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する第18回「キッズデザイン賞」において、優秀作品にノミネートされた33点の中から最優秀賞(内閣総理大臣賞)、優秀賞、奨励賞、特別賞が発表された。最優秀賞に輝いたのは、特定非営利活動法人あそび研究会による『あそび大学』。

子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究などを顕彰する同賞。最優秀賞を受賞した『あそび大学』は、東京都墨田区の町工場から提供された素材を使い、子どもたちが自由に遊べる場。月に一度開催され、子どもたちが自分のアイデアで遊びをつくり出すことで、創造力や社会性を育むことを目的としている。今回、「企業、大学、自治体、NPOの連携もよく、子どもたち自身が考え、つくり、選挙もおこなうなど多面的な取り組みがある」として高く評価された。

また、優秀賞は、株式会社オージーケーカブトの子どもの自転車用ヘルメット『BUNNY-HOP』、株式会社ナスタの安全性を配慮した家庭用ポスト『Nasta Box +POST』、株式会社SN Design Architectsの『ゆりのき保育園』、積水ハウス株式会社の『誰でも使いやすい 座って囲める「キッチンテーブル」』などが入賞している。

https://kidsdesignaward.jp/