設計は坂茂、“みんなでつくりつづける博物館”をテーマにした「豊田市博物館」が4月26日に開館

設計は坂茂、“みんなでつくりつづける博物館”をテーマにした「豊田市博物館」が4月26日に開館

2024年4月26日、豊田市美術館の隣に「豊田市博物館」が開館する。

設計は、世界中をフィールドに活躍する建築家・坂茂が担当。可能な限り再生可能な材料やエネルギーを活用した21世紀を象徴する建築物となっている。庭園は、アメリカのランドスケープ・デザイナーのピーター・ウオーカーによるもので、景観に一体感と統一感を醸し出し、敷地内に建つ「豊田市美術館」との間を自然に行き来できるようデザインされている。

館内では、豊田市の歴史や産業、自然をテーマにした常設展示や、体験型プログラムなどを公開。みんなでつくりつづける博物館として、ワークショップやカフェ、ショップなどが集まる「えんにち空間」の活用や「あつめるプロジェクト」といった市民参加型の展示や企画をおこなう。

2024年最初の企画展は「旅するジョウモンさん―5 千年前の落とし物― 」を10月12日から12月18日に開催予定。縄文の造形美や人々の暮らし・交流にまつわる資料を一同に展示する。2025年1月からは国立科学博物館からの巡回展としてユネスコ無形文化遺産である「和食」を取り上げた展示を予定している。

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