パッケージデザインの新しい魅力と価値を学生と発掘する「日本パッケージデザイン学生賞2023」の入賞作品が決定

パッケージデザインの新しい魅力と価値を学生と発掘する「日本パッケージデザイン学生賞2023」の入賞作品が決定

公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)が主催する、学生向けのアワード「日本パッケージデザイン学生賞2023」の入賞作品が決定した。

パッケージデザインの新しい魅力と価値を学生と共に発掘・伝播していくことを目的に開催される同アワード。第2回となる今回は「ひらく」をテーマに、オリジナリティのあるパッケージデザインのアイデアが募集され、全国の大学・専門学校から513点の応募があった。

受賞作品のべ29点のうち、大賞に選ばれたのは、穴吹デザイン専門学校2年生の綾野裕次郎の作品「ボーッと⼊浴剤」。開封後は船となる入浴剤のパッケージで、ゴミになるはずだった入浴剤の袋を楽しいものに変えることができないかという提案だ。

審査委員からは、「不要さトップクラスの入浴剤のパッケージを一気にプラスにする提案」「捨てることのできるおもちゃという視点でもとても実用的」「夢や遊び心を表現しながらも、社会課題に答えているスマートなデザイン」などの評価を得た。

なお、今回の入賞作品は、2025年5月刊行予定の『年鑑日本のパッケージデザイン』に収録される。

https://student.jpda.or.jp/