吉泉聡が展覧会ディレクターを担当、「Material, or 」が21_21 DESIGN SIGHTにて7月14日から開催

吉泉聡が展覧会ディレクターを担当、「Material, or 」が21_21 DESIGN SIGHTにて7月14日から開催

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTにて、企画展「Material, or 」が2023年7月14日から11月5日まで開催される。

展覧会ディレクターをデザイナーの吉泉聡が担当する同展。吉泉は、自主的なリサーチプロジェクトによって生まれる独自の視点から新しいデザインのかたちを発信し続けており、ミラノデザインウィーク、デザインマイアミ、パリ装飾美術館、21_21 DESIGN SIGHT、香港M+など、国内外の美術館やデザイン展で発表・招聘展示をおこなっている。

ふだんの生活で接する「もの」のほとんどは、人によってデザインがなされており、吉泉は、「『もの』がつくられる過程には、この世界に存在するありとあらゆる『マテリアル』が、『素材』として意味付けられるプロセスが含まれる」と述べている。今回の展示では、本来同義である「マテリアル」と「素材」を先述のように使い分けて考えていき、私たちと「マテリアル」とのつながりを読み解き、再発見を試みる。

企画協力に芸術人類学者の石倉敏明、バイオミメティクスデザイナーの亀井潤を迎え、これまで人間が営んできた自然との多様な関わり方をアートや人類学の観点からひも解くと同時に、最先端のマテリアルサイエンスが私たちの感覚をどのようにアップデートしてくれるのかも紹介される。

https://www.2121designsight.jp/program/material/