デザインの祭典「第61回ミラノサローネ国際家具見本市」が、ロー・フィエラミラノで4月18日から開催
イタリア・ミラノを舞台にした「第61回ミラノサローネ国際家具見本市」が、2023年4月18日から4月23日まで開催される。
ミラノサローネ国際家具見本市は、毎年ミラノで開催される家具見本市で、世界中から集まるさまざまな企業の新製品やデザイナーによる展示などが行われる。例年、6日間の会期中に30万人以上の来場者が予想され、世界一のデザインの祭典と言われている。
サステナビリティ視点を特に重視した昨年に引き続き、今回は見本市として新しいタクソノミー(環境面で持続可能な経済活動に該当するかを明確にするEU独自の分類基準)を目指すと発表。また、同時開催のエウロルーチェ(照明見本市)は従来にない新しいレイアウトかつ複合的なコンテンツと共に紹介され、ワンフロアにすべてが集結する。
ミラノサローネの新代表となったマリア・ポッロ氏は開催に向けて以下のようにコメントを寄せている。
「ミラノサローネの特徴のひとつは、現代社会の喫緊の課題に対応するために進化していくことです。私たちは2020年に、パンデミックが最も厳しかった時期を経た直後の初めて世界的なイベントとなった『スーパーサローネ』を考案して実現し、昨年の6月にはサステナビリティに取り組んで従来の形式に戻り、2023年も引き続きこれを実現します(一部抜粋)」