テーマは「竹」、ジャパンクリエイティブが「ミラノデザインウィーク2023」で藤城成貴らによる作品を展示

テーマは「竹」、ジャパンクリエイティブが「ミラノデザインウィーク2023」で藤城成貴らによる作品を展示

一般社団法人ジャパンクリエイティブが、2023年4⽉18⽇から4月23⽇までイタリア・ミラノで開催される「ミラノデザインウィーク2023」にて、素材リサーチプロジェクト「OUR BAMBOO」の展示をおこなう。

日本のつくり手と国内外のデザイナーをつなぐコラボレーションプロジェクトをおこなってきたジャパンクリエイティブ。日本独自のものづくりの文化や精神の根源は「素材」の豊かさであると考え、2021年から素材に焦点をあて、普遍的な価値を掘り下げ、学ぶことを軸として活動している。

第1弾のテーマは「竹」。今回の展示では、生活に根ざした竹の活用の変遷、竹と向き合う人たちの仕事と技術、国内外のデザイナーとのコラボレーションプロジェクトを紹介し、竹が秘める潜在力を伝える。

デザイナーには、フランス人のインダストリアルデザイナー、サミー・リオと、日本人のプロダクトデザイナー、藤城成貴が参加。リオは、持ち運びが簡単で気軽に使えるランプをデザインし、編組の竹を異素材と組み合わせたインテリア装飾などを手がけるコジマチカラとコラボレーションした。藤城は、竹細工職人の東浩章の作業場でおこなわれている熱による曲げ加工と、竹の板を横向きにカーブさせる技法「柾(まさ)割り」を活用し、床に置いて使用する3種類の竹籠をデザインした。

https://www.japancreative.jp/milan2023/