テーマは「家業」、デザインプロジェクト「NEW NORMAL NEW STANDARD」がミラノデザインウィーク2024に出展

テーマは「家業」、デザインプロジェクト「NEW NORMAL NEW STANDARD」がミラノデザインウィーク2024に出展

soell株式会社が、2020年のコロナ禍をきっかけにスタートしたデザインプロジェクト「NEW NORMAL NEW STANDARD」の第4弾として、「家業」をテーマにした「NEW NORMAL NEW STANDARD 4 -Japanese Maison-(ジャパニーズ・メゾン)」をミラノデザインウィーク2024にて開催する。

「NEW NORMAL NEW STANDARD」のコンセプトは、デザインを通して「今の時代に求められる新しいスタンダードをつくる」。過去の開催では「感染症対策」や「防災」をテーマにしてきたが、今回は「日本の家業のモノづくり」にフォーカスする。

企業の9割以上が中小企業であり、その多くが同族経営と言われる日本。なかでも、モノづくり企業の後継者の多くは、家業を継いだ後どのように事業を継続しつつ変革していくかという課題に直面している。同プロジェクトでは、そんな若い後継者とデザイナーとが一体となり、変革の一歩へとつながる新しいプロダクトを創造し、ミラノにて発表する。

プロジェクトには、アパレル、ゴム製品、段ボール、屏風、靴クリームといったさまざまなジャンルの製造、加工業の企業7社が参加。また、会場はコンパクトに輸送ができて繰り返し使用できる、紙製什器(リボード)とニットの端材で空間構成される。

なお、9月には東京・大阪にて凱旋展がおこなわれる予定だ。

【参加企業】
片岡屏風店、五十嵐製箱、KIPS、谷口化学工業所、東商ゴム工業、大化産業、江北ゴム製作所

【参加デザイナー】
浦田孝典、江口海里、伊澤真紀、嶋野陽介、秋山かおり、土井智喜

【特別協力】
荒川技研工業株式会社

https://www.instagram.com/new_normal_new/