テーマは「海苔」、アラカワグリップ×we+による作品が「ミラノデザインウィーク2023」で展示

荒川技研工業「ミラノデザインウィーク 2023」特設サイトより 荒川技研工業「ミラノデザインウィーク 2023」特設サイトより

荒川技研⼯業株式会社が、2023年4⽉18⽇から4月23⽇までイタリア・ミラノで開催される世界最⼤規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク2023」に出展する。

1975年に世界に先駆けてワイヤー金具の調整機構「ARAKAWA GRIP(アラカワグリップ)」を開発し、今年50周年を迎える同社。今回、ミラノ市内のAlmach Art Galleryを会場に、コンテンポラリーデザインスタジオのwe+をクリエイターに迎えた、ARAKAWA GRIPと「海苔」を主材にした展示がおこなわれる。ディレクターを務めるのは、STUDIO BY COLOR。

気候変動による影響で、食用に適さず焼却処分が増加しているシート状の板海苔。本展では、「Less, Light, Local」のタイトルのもと、食用としては使えない板海苔の新たな価値を追求する試み。ガラスや木材などの異素材を組み合わせた空間を生み出してきたARAKAWA GRIPと、シート状のため丈夫で軽く、サステナブルでもある海苔を使ったインスタレーションと照明の展示がおこなわれる。これからのプロダクトのあり⽅を模索するとともに、新素材として注⽬を集める海藻の新たな活⽤⽅法が提案される。

https://www.arakawagrip.co.jp/50grips/mdw2023/