山中俊治研究室による最後の展示「未来の原画」展が、11月17日から開催

山中俊治研究室による最後の展示「未来の原画」展が、11月17日から開催

東京大学の山中研究室の最後の展示となる「未来の原画」展が、11月17日から12月4日まで、東京・目黒区の東京大学生産技術研究所S棟で開催される。

インダルトリアルデザイナーの山中俊治による山中研究室は、2008年に慶應義塾大学SFCで始まり、2013年からは東京大学生産技術研究所で活動してきたが、山中の東京大学教授の退職にともない、2022年が最終年度となる。締めくくりとして、最終講義ではなく、最後の展示会を開催する。

同展では、先端技術に形を与えてきた山中のスケッチの原画と、それらに導かれた多くのプロトタイプが展示されるとともに、多様なクリエイションの現場にいる卒業生たちの現在の活動を紹介。それらすべてを、未来を描くための「原画」と位置づける。展覧会のグラフィックデザインは、岡本健デザイン事務所が担当。科学と芸術の狭間で、人とテクノロジーの節点を考え続けた山中研究室の15年間の軌跡をたどるとともに、明日を考える展示となる。

http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/exhibition/final/