藤本壮介がデザイン、大阪・関西万博のシンボル「大屋根」の新パース図が公開

藤本壮介がデザイン、大阪・関西万博のシンボル「大屋根」の新パース図が公開

2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)のシンボルとなる「大屋根(リング)」の新しいパース図を公開した。あわせて、会場内の「通り」や「広場」の名称を記載した最新の会場配置図も公表。

同万博の理念「多様でありながら、ひとつ」を表現する大屋根(リング)は、大阪・関西万博会場デザインプロデューサーで建築家の藤本壮介のデザインによるもの。完成すれば建築面積(水平投影面積)約60,000m2、高さ12m(外側は20m)、内径約615mの世界最大級の木造建築物となる。今回、基本設計をふまえ、より具体的に表現したパース図を新規に作成した。

あわせて公表された会場配置図には、民間パビリオンの出店場所を反映。また、「海岸通り」といった通りの名称や、「大地の広場」「光の広場」「調和の広場」などの広場の名称もはじめて記載された。これらの名称は、自然の事物やいままで日本で開催された万博のコンセプトなどから普遍的な価値に焦点を当て、世界が連携して守るべき大切なものをイメージして名付けられているという。

同協会は、2025年4月13日から10月13日まで大阪・夢洲で開催予定の大阪・関西万博に向けて、今後も新たな建築物のパース図を追加公開していく予定。

https://www.expo2025.or.jp/news/news-20220713-01/