現代アートチーム目[mé]がディレクターに就任決定。「さいたま国際芸術祭2023」
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2023年に開催を目指す「さいたま国際芸術祭2023」のディレクターが、現代アートチーム目[mé]に決定した。
「さいたま国際芸術祭」は、生活都市さいたまを舞台に開催される芸術の祭典。2016年に「さいたまトリエンナーレ2016」として初開催され、次いで2020年に名称を変えて「さいたま国際芸術祭2020」として行われ、今回が3回目の開催となる。
今回のディレクターは公募によって決定したもので、「さいたま文化の創造・発信を担う人材の育成」を図るため、国際芸術祭におけるアートプロジェクトなどを統括するポジションとして募集された。
目[mé]は、アーティストの荒神明香、ディレクターの南川憲二、インストーラーの増井宏文の3人を中心とする現代アートチーム。手法やジャンルにはこだわらず、展示空間や観客を含めた状況、導線を重視している。メンバー個々の特徴を生かしたチーム・クリエイションに取り組み、発想・判断・実現における連携の精度や、精神的な創作意識の共有を高める関係を模索しながら活動している。「さいたまトリエンナーレ2016」の際には、旧埼玉県立民俗文化センターの屋外を会場に「Elemental Detection」を発表。架空の池のような風景を出現させた。