サウンドデザイナーの日山豪ほか3社による自動BGM生成システム「AUTOMATIC BGM GENERATOR」が公開
DJ、サウンドデザイナー、アーティストでありエコーズブレス代表の日山豪と、アルパインマーケティング、シフトブレイン、kusabiの4社共同開発によるBGM生成システム「AUTOMATIC BGM GENERATOR」のオンライン版が、4月28日より公開している。
「AUTOMATIC BGM GENERATOR」は、サウンドデザイナーの日山氏が音楽における制作方法や再生方法をプリミティブな視点から考え、音楽との新たな関わり方を模索する中で、「バックグラウンドミュージック(BGM)」の可能性に着目したことをきっかけにスタートしたプロジェクト。4社共同で「ループすることのないBGM」の開発が進められ、今回のリリースにいたった。
同サイトでは、「音楽」という大きな単位ではなく、それを分解したような小さな単位の「音のカケラ」を、プログラムが自動的かつランダムに構築することで、無限のバリエーションを持ったBGMが半永久的に生成される。日山氏自身がフィールドレコーディングにより採集した川のせせらぎや鳥の声に加え、そのほかのさまざまな効果音や、ピアノ・木琴などの楽器が再生され、リラックス効果や出かけた記憶などが想起させるようにデザインされている。