傘ブランド「Coci la elle」の新店舗が 神戸に12月23日にオープン
ふたつとない傘を手でづくりする「Coci la elle(コシラエル)」が、新店舗となる「Coci la elle 神戸店」を神戸・灘に12月23日オープンする。
場所は、神戸の繁華街がある三宮駅から阪急電車に乗って5分足らずの「王子公園駅」を降りて高架下を5分ほど歩いたところ。昭和11年開園の王子動物園や横尾忠則現代美術館がある穏やかな街で、近年は阪急線の高架下で眠っていた空間をリノベーションしたギャラリーや工房、ダンススタジオなどが並ぶようになったエリアだ。
「Coci la elle」主宰のひがしちかは、2年前に高架下の一角にあるギャラリーで期間限定ショップを行ったときから、街と人の心地が良いこの街に同ブランドがある風景を想像し続けていた。見つけたときには壁がなかった奇抜な物件を唯一無二の傘屋にするべく、この場所にある記憶や魅力、新たに生まれるお店に込める思いなど、設計担当の星佳奈がくみ取り、具現化させてた。同ブランドの傘と同じように、日常の感情や出来事を拾い上げて繰り広げられる空間だ。
同店では、星が引いた図面にひがしが言葉をのせ、いまでは珍しい「青焼き」を表現した神戸店限定のハンカチが販売される。