未来の暮らしのスタンダードを探る展覧会、「NIPPONの47人」がd47 MUSEUMで8月3日から開催

未来の暮らしのスタンダードを探る展覧会、「NIPPONの47人」がd47 MUSEUMで8月3日から開催

47都道府県をテーマにしたミュージアム「d47 MUSEUM」の第19回企画展、「NIPPONの47人 2017 これからの暮らしかた-Off-Grid Life-」が、8月3日から10月19日まで開催される。

東日本大震災を機に人々のエネルギーに対する意識は大きく変わり、地球温暖化や資源枯渇の問題がさらに深刻化していく中で、これまで“豊か”とされてきた便利でものに溢れた時代が見直され、“エコ”や“エシカル”などをキーワードに、エネルギー消費や暮らし方に関する新たな取り組みが注目されるようになった。

「NIPPONの47人」展は、テーマごとに47都道府県から代表を1人ずつ選び、彼らの活動を通して日本各地の個性や魅力を伝える企画展。これまで、2013年にクラフト作家、2015年にグラフィックデザイナー、2016年に食を通して地域の問題に取り組む生産者が紹介されてきた。今回は、伊藤菜衣子(暮らしかた冒険家)、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、竹内昌義(みかんぐみ)の3人を共同キュレーターに迎えた。既存の働き方やエネルギーの概念に捉われず、業界の垣根を越えて日々の暮らしの中へ革新的な提案を続ける彼らの視点を通して、これまで当たり前だと思っている暮らし方をアップデートするヒントとなる47の実例が揃う。