野老朝雄がロゴデザインを担当、ファッションFABサービス施設「andMade」がオープン

野老朝雄がロゴデザインを担当、ファッションFABサービス施設「andMade」がオープン

古舘伊知郎率いる株式会社古舘プロジェクトが、ファッションの可能性を広げる国内最大級ファッションFABサービス施設「andMade(アンドメイド)」を東京・北参道に4月28日にオープンした。

「andMade」は、世界のアパレル生産を支える工業用ミシンのトップメーカー、JUKI株式会社のサポートを受け、工業用ミシンからフリーハンドで使用できるキルトミシンまで、プロ仕様の機材を揃えている。服飾の知識や服作りの経験レベルに応じて、誰でも自由に参加できる講座やワークショップを随時開催予定。今後のトークショーには、れもんらいふの千原徹也が登壇する。

ロゴデザインを手がけたのは、デザイナーの野老朝雄。2つの“&”記号が連なった様は、糸を編み込む動きを表し、中央にはHandMadeから取り去られたアルファベットの“H”が隠されている。幾何学文様を得意とする野老の解釈で、「ファッションとFAB」「工房と個人」など、さまざまな関係性を「&」記号の連なりで表現されたロゴとなっている。

同施設は製作環境の提供だけでなく、古舘プロジェクトならではの豊富なリレーションやプロデュース、マネージメント経験を活かして、プロのデザイナーとして独り立ちできるまでをサポートする、若手クリエーターの育成支援プロジェクトも始動予定。製作された作品を、タレントやアーティストへ衣装として提供したり、テレビ番組での連載企画などを通して、多くの人の目に触れる機会を創出する。また、デザイナー発掘オーディションを実施し、活動マネージメントなど継続したサポートも行っていく予定。

https://andmade.tokyo/