創立10周年を記念したライゾマティクスの展覧会、「Rhizomatiks 10」がスパイラルで開催

創立10周年を記念したライゾマティクスの展覧会、「Rhizomatiks 10」がスパイラルで開催

世界に先駆けたテクノロジーを駆使した表現で、メディアアートや広告、エンターテインメント、建築、デザインなどの領域を横断しながら、常に新たなクリエイションを開拓してきたRhizomatiks(ライゾマティクス)。創立10周年を記念した展覧会「Rhizomatiks 10」が、スパイラルガーデンで4月19日から4月30日まで開催される。

ライゾマティクスは、縦横無尽に増殖する根茎・地下茎を意味する“Rhizome”を語源として2006年に誕生。ハードウェア・ソフトウェアのエンジニアやデザイナー、プランナーなど多分野のスペシャリストが在籍し、アイディアから実装まで一手に引き受ける稀有な集団として、その活動をさらに拡張している。

創立10周年を迎えた2016年には、より専門性の高いプロジェクトを手がけるため、表現の追求と研究開発を基軸としてエンターテイメント分野をも切り拓く「Research」、新たな建築の概念を提示する「Architecture」、デジタル領域の新たなソリューションを展開する「Design」の3部門体制となった。

同展では、これまでにライゾマティクスが手がけてきた、メディアアート作品やアーティストとのコラボレーションによるミュージックビデオ、大規模な広告プロジェクトなど、現在の活動の礎となった過去10年間の軌跡をアーカイブによってたどる。また、制作段階の試行錯誤や、制作の裏側なども合わせて公開される。

http://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_2193.html