「バレンシアガ」が、東京・銀座で初となる旗艦店「Balenciaga Ginza」を2024年4月27日にオープンした。場所は、新しく建て替えられたTORAYA Ginza Buildingの1～3階。

同店では、最新のバレンシアガのメンズとウィメンズのクリエイションに加え、同店限定アイテムを展開。現地の工芸品や職人技を継承する組織を称え、現代陶芸の専門店である銀座 黒田陶苑の監修により特別にデザインされた手業による陶器の茶碗や花瓶を、オープニングに合わせて数量限定で販売。

なお、4月27日から29日までは、バレンシアガクチュールの貴重なアーカイブから厳選されたセレクション「DressesBeyond Time」が、ストアの上部2階で展示・一般公開された。同展では、歴代のコレクションのほか、ブランドの創設者であるクリストバル・バレンシアガのスケッチなど貴重な資料が一堂に会した。

また、銀座のメインストリートである中央通りに面した建物は、ブランドが掲げる体験的な「Raw Architecture」のコンセプトに基づいてデザインされた。ガラスパネルのファサードは、3つのフロアすべてが一体化しているように見え、積み重ねられた駐車場のような構造。削り取られた石とモルタルでできた床は、偶発的にこぼれ落ちたように見える滑らかな樹脂が流し込まれたり、連結した金属板で覆われたりして表現されている。

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