「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」連携イベント、安藤忠雄設計の「日本橋の家」で「建築家の住宅模型展」開催
大阪の日本橋に建つ4階建ての住宅、安藤忠雄設計の「日本橋の家」で、建築家の「住宅模型展」が11月4日から11月20日まで開催される。
「日本橋の家」は間口約3m、奥行15mで、建坪わずか17坪ほどと狭小の建物ながら、敷地環境からは想像もつかないほど豊かな内部空間を有しており、「住吉の長屋」などに代表される安藤忠雄の設計手法がいかんなく発揮されている。
「住宅模型展」では、その「日本橋の家」の魅力と、建築家が構想する豊かな住宅建築の事例を、専門家だけではなく、広く市民が触れることのできる機会をつくるべく開催。関西で活躍する幅広い世代の建築家12組による住宅作品を、大きなスケールの模型と、生活の様子がわかる写真、平易な解説文を通して紹介しながら、来場者が「日本橋の家」の空間をじっくりと体験できるような展覧会となる。
関西に拠点をおく30代~60代の建築家12組が出展。
遠藤秀平(神戸大学教授)、河井敏明(河井事務所)、木村吉成+松本尚子(木村松本建築設計事務所)、光嶋裕介(光嶋裕介建築設計事務所)、島田陽(タトアーキテクツ/島田陽建築設計事務所)、竹口健太郎+山本麻子(アルファヴィル一級建築士事務所)、竹山聖(京都大学教授)、長坂大(京都工芸繊維大学教授)、中村勇大(京都造形芸術大学教授)、畑友洋(畑友洋建築設計事務所)、松本明(近畿大学教授)宮本佳明(大阪市立大学教授)
3万人を超える市民が建築に触れるイベント「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」と連携し、会期前半の期間中は無料で観覧できる。