東京2020大会エンブレム、最終候補の4案の中から野老朝雄による「組市松紋」に決定

東京2020大会エンブレム、最終候補の4案の中から野老朝雄による「組市松紋」に決定

2015年10月に募集を開始した東京2020大会エンブレム、最終候補の4案の中から野老朝雄(ところあさお)によるA案の「組市松紋(くみいちまつもん)」に4月25日に決定した。エンブレムへの応募総数は14,599件。

日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で日本らしさを描いた新エンブレム。形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示した。違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した。

野老朝雄は、BAO BAO ISSEY MIYAKEとのコラボレーションや、大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターンなどでも知られるアーティストで、今年の2月から3月にかけて『野老朝雄×青森市所蔵作品展「個と群」』を青森公立大学国際芸術センター青森で開催した。

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