野老朝雄×noizによるオンライン特別展が9月30日まで開催

東京・京橋のLIXILギャラリーが、オンライン特別展「CONNECT/DISCONNECT | Asao TOKOLO × noiz」を9月30日まで開催している。
同展では、幾何学の持つ規則性を巧みに操りながらデザインパターンを生み出す野老朝雄と、デザインの可能性を飛躍的に高める「コンピューテーショナルデザイン」を取り入れている建築デザイン事務所「noiz」がタッグを組み、デジタル技術を駆使したバーチャルな世界を画面いっぱいに展開した作品を鑑賞することができる。なお、プログラミングを白木良が手がけ、原摩利彦が音楽、池田航成がWeb・UIを担当している。
展示についてnoizは、「オリンピックロゴにも使われる組市松紋の完成型のルールをあえて崩すことで、『完全ではない』状態、完全な状態を自律的に『探索している』動的な過程として、個々の要素がゆがんだり、離れたり、震えたりしているタイリング群を没入型の空間として視覚化しています。あえて完成型ではないトコロパターンの『もがき』を見せることで、さらにはそこにシンクロした音や動きというニュアンスも付加することで、完成型の間、物性と情報性の間に存在する無限の可能性を、少しでも体験できるようにした」と、コメントしている。
※コメントは一部抜粋