紙を使った器を研究する、福永紙工の新プロジェクト「紙器研究所」の研究成果を「3331 Arts Chiyoda」で発表
紙を使った器を研究し、社会に貢献することを目指す活動「紙器研究所」。「かみの工作所」でおなじみの福永紙工の新プロジェクトである「紙器研究所」は2015年4月7日設立された。紙の加工と印刷を手がける工場を軸に、紙を立体化することに執着するデザイナーが集まり、紙器を様々な側面から継続的に研究。分類、展開図、構造、組立方法などから、紙器の可能性を可視化し、設計や製造方法を追求している。
「紙器研究所」のメンバーは以下の通り。
研究員 1:工藤思草(パッケージデザイナー)
研究員 2:宮田泰地(福永紙工 紙工ディレクター)
研究員 3:三星安澄(グラフィックデザイナー)
企画:萩原修(デザインディレクター)
代表:山田明良(福永紙工 代表取締役)
「紙器研究所」の研究成果発表、「第1回「紙器研究所」発表会 箱覧会2016 箱の宇宙を覗く4日間」が4月20日~23日の4日間にわたって「3331 Arts Chiyoda」で開催される。3名の研究員による箱のプロトタイプの発表と展示。レクチャーを通じて紙の構造設計の面白さを多くの人と共有する。また、研究所員によるレクチャーも連日開催されるので、そちらも注目。