環境未来都市・横浜が提案する新たな夜景の創造、「スマートイルミネーション横浜」が10月30日から開催
長年にわたり都市景観の形成に取り組んできた横浜都心臨海部を舞台に、新たな夜景の創造を試みるアートイベント、「スマートイルミネーション横浜」が10月30日から11月3日まで開催される。
「スマートイルミネーション横浜」は、国内外のアーティストの参加による作品展開、歴史的建造物などのライトアップはもちろんのこと、参加体験型のインスターレション、ワークショップ、イベントなど、多種多彩な表現が「もうひとつの横浜夜景」を生み出す国際アートイベントだ。同時にまちなかで展開される最先端環境技術のショーケースでもある。LEDや有機EL、蓄光塗料など、節電型の照明技術や、太陽光発電、電気自動車のバッテリー電源の利用など、スマートシティを形成するさまざまな環境技術の実証展示の場となっている。
同イベントは、2010年に横浜市の創造都市政策を推進する象の鼻テラスの「夜景開発プロジェクト」としてスタート。2011年には、アーティストの創造性を活かした夜景演出の試みを発展させると同時に、同年3月に発生した東日本大震災を踏まえ、LED照明や太陽光発電など、これからの時代に不可欠となる省エネルギー技術の活用をテーマに、第1回の「スマートイルミネーション横浜」が開催された。