1989年以降の世相の変化とテクノロジーの進化に焦点、「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」が国立新美術館で開催
1989年から現在までの25年間に焦点をあて、複合的メディア表現として深化している日本のマンガ、アニメ、ゲームを総合的に展望する「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」が国立新美術館で6月24日から開催する。
日本のマンガ、アニメ、ゲームは、世界に類を見ない多様な表現で進化を続けながら、時には世相の変化や進化するテクノロジーを作品世界に映し出し、また時には拡張された現実や未来世界が提示されてきた。
手塚治虫氏が亡くなった1989年以降、時代は昭和から平成に移り変わり、日本は幾度かの震災やテロ事件を経験。他方で、インターネットやスマートフォンの普及をはじめとするテクノロジーの進化を享受してきた。8章に章立てされた同時代のマンガ、アニメ、ゲームを通して、日本人のライフスタイルや意識の変化、その時々の日本の社会の重層的な側面を見ることのできる展覧会だ。[6月24日-8月31日]