誰でも簡単にハイクオリティなデザインを―Adobe Expressユーザーインタビュー(1)

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誰でも簡単にハイクオリティなデザインを―Adobe Expressユーザーインタビュー(1)

Adobe IllustratorやAdobe Photoshopなど、言わずと知れた多様なクリエイティブツールを展開しているアドビ株式会社。ものづくりを学ぶ学生から第一線で活躍するプロフェッショナルまで、幅広いクリエイターから支持を集めている同社が、近年新たに発表したのがノンデザイナーでも手軽に使えるデザインアプリ「Adobe Express」だ。

その最大の特徴は、豊富なテンプレートと直感的な操作性。従来のクリエイティブ系職種以外にもデザインの裾野を広げ、広報物の制作やSNSの運用など、さまざまなビジネスシーンにおけるクリエイティブワークを支援してくれる。

いまアドビでは、「みんなのデザインチャレンジ」と題してAdobe Expressをさまざまな方に使ってもらう企画を実施中。本記事では、武蔵野美術大学のSNSを担当する、広報チームの福島あかりさんに、Adobe Expressを一定期間使っていただいた。使用してみて感じた特徴や使いやすさなど忌憚なくお話をうかがった。

母校のいまを切り取り、発信する

――まずは福島さんの経歴を教えてください。

福島あかり(以下、福島):私は武蔵野美術大学出身で、学生時代は幅広くデザインについて学びながら、芸術祭の企画運営にも携わっていました。

福島あかり 武蔵野美術大学

福島あかり 武蔵野美術大学 大学企画グループ 広報入学チーム(広報担当)所属。同大学の造形学部デザイン情報学科を卒業後、IT系の教育商材を手掛ける会社でのインハウスデザイナーを経て、現職。高校生やその家族に向けたSNSでの大学広報を中心に、入試相談会などにも参加。特にSNS運用においては、Adobe Expressを活用しながら自身でデザイン制作を行なっている

子ども向けのワークショップに参加した際、のびのびと絵を描くお子さんの横で、親御さんが「その色じゃ変じゃない?」「もっとこういうふうに描いたら?」と言っている光景を見て、子どもの可能性を狭めてしまうのでは…?と、少し違和感を覚えたんです。

そこで、もともと興味があった教育分野について学ぼうと、休学してタイの中学校で日本語講師の経験を積みました。卒業後も教育の道に進もうと考え、新卒でIT系の教育商材を手がける会社にインハウスデザイナーとして入社。2年ほど勤務しましたが、もっと学生に近い教育の現場で働きたいという思いが強くなり、母校に転職することを決めました。

――現在はどのような業務に携わっているのでしょうか?

オープンキャンパスや媒体出稿など多岐に渡るのですが、メインは大学公式SNSの運営です。LINE、X、Instagram、YouTubeなどにおけるコンテンツ企画から制作まで担当しています。Instagramに関しては、今年の1月からスタートしました。インプレッションを観測しながら、チームで話し合いを重ね、投稿内容をブラッシュアップしています。

武蔵野美術大学の公式Instagram。

武蔵野美術大学の公式Instagram。福島さんがおもに運営をおこなっている

最近では、学内の日常風景がよく見られる傾向がわかってきたので、学生にアルバイトとして協力してもらい、リアルな大学生活を切り取ったコンテンツづくりにも取り組みはじめました。ターゲットは基本的に受験生とその保護者ですが、在学生や卒業生のフォロワーも多いと思います。

ムサビの日常vlog

やりたいことがすぐ表現でき、制作時間を大幅に削減できるアプリ

――現状、仕事上で使っているクリエイティブツールと、課題や工夫したいと感じている点について教えてください。

学生時代からアドビのソフトは使っていたので、いまもAdobe IllustratorやAdobe Photoshopをメインに使用しています。ただ、複数のSNSで投稿するコンテンツを、プロ向けツールでゼロからデザインしようとすると、時間がかかってしまうと感じます。

外部のパートナー会社さんに頼ることも考えましたが、こちらの企画や意図を正確に伝え、細かなレギュレーションやトーンアンドマナーを共有し、何度か修正いただいたりすること考えると、これもまた時間や工数がかかってしまう。

SNSはスピードが大事でもあるので、「急遽この画像が必要!」みたいなこともよくあり、頭を悩ませていたときに今回「Adobe Express」の存在を知りました。

※Adobe Express メインビジュアルなど、アプリの雰囲気が伝わる画像※

――実際にAdobe Expressを使用してみて、いかがでしたか?

まず率直に、「こんなに便利なものがあるんだ!」と驚きました。やりたいことがすぐにできる。UIがすごくわかりやすいので、自分のようにアドビのアプリ経験者でなくても、誰でも簡単に操作できると思います。

福島さんが「Adobe Express」のテンプレートから制作したSNS用画像。武蔵野美術大学のキーカラーの紺色をベースに使ってつくられた

そして何より、テンプレートが本当に豊富です。目的に合わせてテンプレートを選んで、テキストやレイアウト、色を少し調整するだけでデザインできる点が魅力的です。これまでコンテンツ制作に費やしていた時間が大幅に削減でき、企画を考えたりインプレッションを検証したりする時間を確保できるようになりました。

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