武蔵野美術大学、100周年事業シンボルマーク・コンセプトワードの受賞者が決定

武蔵野美術大学、100周年事業シンボルマーク・コンセプトワードの受賞者が決定

武蔵野美術大学が、創立100周年事業の一環として公募したシンボルマークとコンセプトワードの受賞者を発表した。同大学在学生、卒業生、教職員からシンボルマーク208点、コンセプトワード245点の応募があり、最優秀賞各1点、優秀賞各2点が決定した。

シンボルマークの最優秀賞を受賞したのは、同大学造形学部2007年度卒業生・牧寿次郎。同大学のロゴである「MAU」のデザインに、周年を記念する「100」という数字を重ね、時間の蓄積を示した。この「100」には、右下の「U」につながる動きが含まれる。横向きの「0」が縦向きの「0」に変わる様子は、挑戦し、倒れても立ち上がる、「つくること」のプロセスを思わせる。こうして元のロゴを変化させることで変わり続ける大学のかたちを表している。

コンセプトワードの最優秀賞を受賞したのは、同大学造形学部2020年度卒業生・有木陽美。「美はつづく。」というコンセプトワードは、在学中から「武蔵美の『美』のロゴが悠然としつつ力強さがありとても印象的だった」ということから、100周年だからこそ原点に立ち返り、同大学に関わるすべての人の背筋が伸びるようなワードにしたいと考案された。

https://www.musabi.ac.jp/100th_pr/