八木夕菜「NOWHERE」

algorithmic programming by Michael Casey Rehm
京都を拠点に国内外で活躍する写真家・八木タ菜の展覧会「NOWHERE」が、ポーラ ミュージアム アネックスで開催される。
八木タ菜はニューヨーク・パーソンズ美術大学建築学部を卒業し建築デザインの仕事に携わった後、2010年から本格的にアーティスト活動を開始。2016年には、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」にてポートフォリオレビューでのハッセルブラッド賞を受賞するほどの実力ある若手アーティストだ。自身の心的風景を建築的コンセプチュアルな思考から、写真自体を多次元的視点で構成する環境芸術作品に展開し、感党と概念に裏打ちされた詩的な写真芸術をつくり出している。
その作品は、写真をただパネルや額に入れて壁に展示するにとどまらず、展示空間を建築的に構成するかのように床に置いたり、透明のアクリルの立体を通して視ることで再構成する写真など、写真の持つさまざまな表情や見え方を提案し、作品を通じて「視る」という行為の自由さに気づかせてくれる。本展では新作を含む約30点が展示予定。「NOWHERE/NOW HERE」どこにもないようで、いま目の前にある感覚に浸ることのできる展覧会だ。
開催期間 |
2018/06/15(金)~2018/07/08(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 11:00~20:00(入場は閉館の30分前まで) |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 八木夕菜 |
会場 |
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会場URL | http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/ |