和田誠 映画の仕事

和田誠画『巴里のアメリカ人』(2011年) 画像提供:和田誠事務所 和田誠画『巴里のアメリカ人』(2011年) 画像提供:和田誠事務所

東京の国立映画アーカイブにて、「和田誠 映画の仕事」が2024年3月24日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

日本を代表するグラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠(1936~2019)にとって、映画は人生の友であり、創造の泉でもありました。

少年期からの映画への情熱に支えられ、若手デザイナーとして頭角を現すや、本職の傍ら映画ポスターの制作やアニメーション映画にも挑みました。やがてその味わいある画風は広く支持され、世界の映画人を描いた無数のイラストレーションや、映画をめぐる著書や対談集を続々と送り出してゆきます。さらにその情熱は日本映画界を動かし、監督修業の経験なしに『麻雀放浪記』(1984年)をはじめ4本の優れた長篇娯楽映画を監督するに至りました。

また私生活でも、熱意をもってアメリカ映画のフィルムやポスターのコレクションを築き、当館も2015年の展覧会「ポスターでみる映画史 Part 2 ミュージカル映画の世界」にそのコレクションをご貸与いただきました。

その博覧強記にもかかわらず、「評論家」ではなく常に“映画ファン”を自称していた和田誠。この展覧会は、日本が生んだこの最高の“映画ファン”の限りない映画愛を感じ取れる絶好の機会となるでしょう。

【関連イベント】
●トークイベント―《監督・和田誠》を忘れない!
※申込不要、参加無料(展示室内で開催のトークは観覧券が必要)

監督・和田誠の素顔
日時:1月20日(土) 15:00~
講師:関口裕子(「キネマ旬報」元編集長)
場所:展示室ロビー(7階)

和田誠作品の映画美術
日時:2月10日(土) 15:00~
講師:小澤秀高(映画美術監督[『麻雀放浪記』美術助手、『怖がる人々』美術監督])
場所:展示室ロビー(7階)

企画の見どころと展示品解説
日程:3月16日(土)
講師:岡田秀則(国立映画アーカイブ 主任研究員)
場所:展示室内(7階)

●上映企画「NFAJコレクション 2024 冬」
会期:2024年1月19日(金)~2月4日(日)
※金・土・日のみ
会場:国立映画アーカイブ 小ホール(地下1階)
定員:151名(各回入替制・全席指定席)

開催期間 2023/12/12(火)~2024/03/24(日)
※イベント会期は終了しました
時間 11:00~18:30(1/26・2/23の金曜日は20:00まで/入室は閉館30分前まで)
休館日 月曜日
入場料 一般250円/大学生130円/65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
参加アーティスト 和田誠
会場
  • 国立映画アーカイブ
  • 7F 展示室
  • 東京都中央区京橋3-7-6
お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
会場URL https://www.nfaj.go.jp/
詳細URL https://www.nfaj.go.jp/exhibition/makotowada2023/