『YAWARA!』『パイナップルARMY（原作：工藤かずや）』『MASTERキートン（脚本：勝鹿北星／長崎尚志）』『Happy!』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO（浦沢直樹×手塚治虫・長崎尚志プロデュース・監修／手塚眞・協力／手塚プロダクション）』『BILLY BAT（ストーリー共同制作：長崎尚志）』－これまでに発表された作品のすべてが代表作と言っても過言ではない、漫画界の鬼才、浦沢直樹。スポーツ、SF、ミステリーなど、手がけたジャンルは多岐にわたり、卓越した画力と巧みなストーリー展開が多くの読者を引き付け、魅了してきた。

本展は、そんな浦沢直樹の「描いて描いて描きまくる」創作活動の全貌が紹介される。『MONSTER』第18巻（最終巻）一巻丸ごとをはじめとする直筆原稿のほか、ストーリーの構想メモ、秘蔵のイラストやスケッチ、そして少年時代の漫画ノートにいたるまで、膨大な数の手稿を通して、そのペン先に込められた圧倒的な熱量を体感していただきたい。

【関連イベント】
●埼玉県立近代美術館スタッフによるギャラリートーク
日時：7月28日（土）　15:00～（30分程度）
場所：2F 展示室
※企画展観覧料が必要